クロロゲン酸とは

ダーツ
クロロゲン酸とは、コーヒーから単離されたタンニンの一種で、コーヒー独特の香りや苦味をだす成分とされている。生のコーヒー豆に多く含まれ、焙煎が進むと分解して減っていく。別名:コーヒー種子エキス。クロロゲン酸は、ゴボウやサツマイモなど一般的な植物にも含まれ、植物の切り口が茶色くなる原因となっているが、これはクロロゲン酸が抗酸化物質であり、切り口の酸化防止をするからと考えられる。クロロゲン酸は、ガンや生活習慣病の予防、日焼けによるメラニンの抑制などの効果があると言われている。ごく最近の研究では、コーヒー党に肝臓がんが少ないなどは、この抗酸化作用のためではないかという報告もある。