古代米とは

ダーツ
古代米とは、稲の原種である野生稲の特徴を受け継いでいる米(稲)のことで、赤や黒・紫・緑など色のついているものが多い。玄米の色が黒色で果皮・種皮の部分に紫黒色系色素(アントシアン系)を含んだコメを黒米といい、白米1カップに小さじ1程度の黒米をまぜて炊けば、あずきご飯(赤飯)のようになる。赤飯のようにあずきを一昼夜水に漬けおく手間もない。白米に少ない鉄分やミネラル・目の健康によいアントシアニンを多く含み、黒米を食べ続けると白髪も少ないといわれている。中国では漢方薬として用いられてきた歴史があり、栄養価が高く、日本でも懐石や薬膳料理としての需要がある。古代米の多くは産地直送や無農薬だが、栽培の手間がかかり単価は高い。