クロロフィルとは

クロロフィルとは、緑色植物の細胞の中にある太陽の光エネルギーを利用し、炭酸ガスと水から酸素と炭水化物を合成する色素である。クロロフィルは、別名葉緑素という。消臭・殺菌効果のほかに、ビタミンCとの相乗効果で美白・美顔などの化粧品・口臭予防液に入れられる。銅と結びついた銅クロロフィルは顔料としての色落ちが少ないことと、鉱物顔料より肌にやさしく、メイク用に使われる。クロロフィルの原料は、淡水系藻類のスピルリナよもぎ、わかめのような海藻類から分離抽出される。クロロフィルは油溶性でもあり、角質の皮脂層で溶け、優れた抗菌性と殺菌力によって、ニキビの原因となるアクネ菌の繁殖を防ぎ、肌の炎症を抑える。